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後遺障害認定基準の併合等級

交通事故の後遺障害認定基準で、併合等級がある場合、繰り上がりの要件が厳しすぎるように思われます。14級の障害や3つ以上の後遺障害がある場合、障害等級はない場合と同じになってしまいます。併合等級となる場合も最大3等級までしか繰り上がりませんし、9級以下では1等級しか上がりません。併合認定の基準が厳しすぎると感じるのは、弁護士にとっての視点でしょうか。...

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他覚的所見と立証

裁判においては、立証できなかったものはなかったことにされてしまいます。それは、裁判という手続においてはやむをえないことなのでしょうが、立証手段が数字に表せる検査結果と画像に偏りすぎているように思えます。数字や画像は確かに分かりやすい資料ですが、数字・画像に表せるものが全てではないはずです。弁護士としては、臨床検査の結果や生活状態といったものをもっと考慮して欲しいと思います。...

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高次脳機能障害

交通事故による高次脳機能障害の認定基準が確立され、社会的認知度も深まってきています。ただ、裁判実務は依然として画像所見重視です。FMRI(機能的MRI)や陽電子断層撮影によって、脳の働きそのものが可視化されるようになったため、画像所見のみによっても立証が容易になってはきましたが、やはり、画像が全てではありません。弁護士としてはウェクスラー式知能検査やその他の心理検査の臨床所見も重視して欲しいところです。...

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男女別賃金センサス

男女別賃金センサスについて、男女別の区別をすべきでないという東京地裁の判例が一時期世間をにぎわせてましたが、高裁レベルでは余り支持されていないようです。東京三弁護士会基準による男女別賃金センサスは、少なくとも富山では変化がありません。...

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後遺障害14級の認定基準

他覚症状のない神経症状の後遺障害14級認定基準がなかなかつかめません。通院日数や稼動状況、交通事故時の態様等が一応の基準となっているようですが、酷似している事案でも認められたり認められなかったしているように思えます。弁護士の目から見ても不明瞭なのであれば、一般人の目から見ると尚更分かりにくいと思います。後遺障害14級の認定の有無で損害賠償額は大きく異なってくるのですから、分かりやすい認定基準を作っ...

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脳脊髄液減少症

富山では、まだ、的確な診断をしてくれる病院も限られている脳脊髄液減少症について厚生労働省の研究がまとまりつつあります。既に「脳脊髄液漏出症の画像判定および診断基準(案)」が作成されていますが、成案が完成すれば、交通事故裁判にも大きな影響があると思われます。近時、この論点は被害者側がやや不利な判例が多いだけに弁護士としては、厚生労働省の研究成果発表に大いに期待しています。...

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交通事故ブログ開設

交通事故相談のブログを開設しました。交通事故に関する弁護士業務と法律上の論点について今後記載していきたいと思います。...

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Author:toyamakotsujiko
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